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2018.11.09 両眼視機能検査

弱めのメガネにしてくれという理由

定休日以外は毎日のようにお客様のメガネを作るための検眼をしていますが、見え方の好みや使いたい用途や見たい距離など十人十色なわけで、今までのメガネの度数を参考にしたり、お客様のお話を聞いて共同作業で一つのメガネを作り上げていくわけです(^^


今回のお相手させていただいたA様は30代後半で「今のメガネよりも弱めのメガネを作製してください!」と検査前からおっしゃっていました。
なぜ弱めにこだわっていたのかお話していこうと思います。


ちなみに今までのメガネで視力を測定すると、片目ずつで0.7ずつでした。
この点で私からすると???になります|д゚)


すでに弱めのメガネなわけです。



「なんで今のメガネよりも強くしたくないんですか?」と聞けば強くすると疲れるからとおっしゃいます。
お客様のご希望もお伺いするのも大事ですが、そもそもなんで疲れてしまうのか?というところに焦点を当てて検眼をしていくことにしていきました


結論からいえばかなりの数値の視線のズレの上下斜位を発見しました。
ズレの量が多い場合はまずは脳に何かしら起きていないかなどを疑いますが、A様の場合は健康診断でも異常はなく、この疲れるというのも相当前からあったとのことでした。
横のズレに関しては差はありますが、自分で補うことはできるのですが、上下の視線のズレのことは以前にも触れましたが眼にかなりの負担を掛けてしまいます。


度数を弱くして欲しいとおっしゃってた理由はここにあって、弱い分には周りがボケて見えているので疲れはしますがそこまで上下のズレの影響は多少マシになるのですが、
度数を強くすると周り全体が見やすくなりますが、A様にとってはそれによりこの上下の視線のズレが顕著にわかるようになるので周りが二重に見えてしまったり、見える分だけ自分の目で補わないといけなくなります。
それでは常に眼もクタクタ状態に、、、、



長年の間よく頑張ってこられたと思います。



きちんと測定した度数にプリズムレンズを組み込んで作製させていただきました!!

仮枠で見ていただいた時も「少し違和感はあるけど遠くを見るのも近くを見るのもとっても楽!!」
この違和感も今までずっと頑張ってた眼が頑張らなくて良くなったので脳がビックリしてのことによるものとプリズムによる空間視の感覚によるものと思われますが、、、


仮枠で10分ほどかけていると慣れてきたとのことで決定とさせていただきました(^^)


このあとフレーム選びもA様のご希望も聞きつつサイズ感や度数に対するフレーム選びのコツなどもお話してお求めいただきました(^^



っていうのが実は一年前の話で(笑)
私自身が検眼させていただいたお客様のことは何年経とうが覚えているのでA様のことのも鮮明に覚えておりまして。



先日、そんなA様がとてもメガネの調子がいいのでスペアも兼ねてイメージを変えた一本をとのことでご来店いただきましたヽ(^o^)丿何本かご自身で候補を選ばれて最終的にはこの中で一番似合うのはどれが良いかな?と聞かれたので私がオススメしたのはこちらのフレーム(*’▽’)

H30 0611part7


せっかく同じお度数で作製されるなら今までのテイストとは違うものをオススメさせていただきました( *´艸`)


何と言っても嬉しいことは前回作製させいただいたメガネでメガネの概念が変わられたようでいつも掛けるのもだから良いものを!とのことでお求めいただきました。

メガネの価値を評価していただけることは私にとっても本当に嬉しいことなのです


アフタフォローやメンテナンスもお任せくださいね(*^^)v


では、本日はこの辺で失礼します!!

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